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過ぎたるは、なお及ばざるが如し・・・(全般)2Point |
投稿日時:2015-10-20 20:46:23 |
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やす爺 |
再刊行版を組み立てを楽しんできました。
7月末で一応完成したのですが、動かしている内に右上腕サーボが故障する現象に悩まされました。
初回起動時は正常に動作するのですが、踊りをさせると肘関節が動かなくなるのです。分解してみると左上腕サーボがソーボID以外は反応しません。新たにサーボを取り寄せ、ケーブルにキズが見つかったので、これも交換。再度動作させたのですが、やはり同じ現象に・・・。
デアゴスティーニに問い合わせると、考えられるのはケーブルのカミ込み等による漏電だとのアドバイス。そこで今度は全部を組立直して見ました。
すると、70mmケーブルで3本ほど被覆に僅かにキズが入っているのが見つかりました。組立はかなり注意して噛まないようにしていたのになぜたろうと考えてみました。
そこで浮かび上がってきたのは、サーボケーブルが抜けやすいので、その対策と考えて、発砲ウレタンの小片を両面テープでサーボケーブルのコネクター付近に貼り付けていたことです。(これは他の方の投稿を参考にしました。)
後で考えると、70mmのサーボケーブルは、長さに余裕がないため、腕等が大きく動くとケーブル自体が動いているのではないかとの推測が成り立ちます。
本来ケーブルが動きながら動作しているところを、発泡ウレタンが押さえ込んでしまい、動作時にケーブルの一部がぴっぱられてサーボ部品の角等で擦れ、被覆が剥がれているのではないかと考えたのです。
そこで発砲ウレタンを全部取り、サーボケーブルを再チェックして三たび組み立てました。
それ以来、Robiは順調に動作しています。まったく過ぎたるはなお及ばざるがごとしですね。
サーボケーブルのコネクターは、差し込むときにコツがあり、再刊行版は組立時のチェックが判りやすくなっていましたが、ちゃんと差し込まれていれば横に引っ張られる力に対しては強く、ます抜けないようです。ケーブルを上に引っ張るの抜けるのですが、動作時はそのような力はかからないように思えます。
Robi全体はさすがに良く考えられた設計ですね。ただし、ケーブル被覆のクオリティはもう少し向上を望みます。
他では、マフラーに左右上半身を取り付ける部分と、上半身をボトムカバーに取り付ける部分のネジがなめそうになったので、M2三種ナットを接着して補強しました。
三種ナットは普通の一種ナットに比べ薄いので、他の部分と干渉することもなく、取付剛性がかなり向上しました。
また、足のメンテナンスのため、フェルトソールのネジが当たる部分に鳩目抜きで穴をあけ、ネジを取り外しやすくしました。
というわけで、それ以来順調に動いています。Robiは他のロボットに比べ愛嬌があり、とても可愛いです。これで動作の種類が更に増えるといいですね。