作ってみました

【全般】

KOIWAI

投稿日時:2020-05-04 20:04:08

飛び込み台の自作してみましたが...

飛び込み台を自作するにあたり、飛び込み台本体の形状の把握と高さと幅の様子、
そして使用するプラ板の厚みや線材の線径の具合を見るために試作してみました。
プラ板は天板を除き水平方向(主に階段の踏み板)は0.3mm、垂直方向と天板は
0.5mmのプラ板で組み上げました。手すりは0.25mm径の洋白線で組み付けましたが...

飛び込み台本体の高さに対して横幅が幾分広いこと、手すりは0.25mmでは太いことが判明。
ヴィラの螺旋階段の手すりも同径で組み付ける予定だったので、飛び込み台は0.2mm径で
作ればよかったと反省。(しかし0.2mm径では強度的なリスクを考慮すると危険度大!)
ということで、できれば手すりはハンダ付けしたかったのですが融点85cの超低温ハンダを
用いても取り付け基部のプラが溶けるのは必然。(今回は瞬着で組み付けています)

それと大階段の手すりを左右間違えて組み付けてしまったのをこの画像撮影後に初めて
気付くという始末...

今回は試作ゆえ、手直しするより新たに作り直した方が楽!ということで、今回はこのまま
塗装してみます。

(大胆にも)プロップに出来る限り近づけようと、心密かに意気込んで取り組んだ割には
オリジナルには遠く及ばず...残念な結果となりましたが、今後の制作に必要なノウハウと数値は
得られたので、気を取り直して次回もっと精進したいと思っています。

少しでも雰囲気を出すために以前に紹介させて頂いたTB1にもご参加頂いた画像も添付しました。

ちなみに飛び込み台本体の制作&組み立てはそんなに難しくなく、むしろ手すりの組み立てに
難儀しました。同じ素材を使った精密模型は過去に何度も組んでおり、手すりは簡単だからと
お気楽に考えていたことと、老眼の進行につれこのような模型作りは十数年以来、今回久しぶり
に取り組んだので己の肉体的そして技術的な劣化に改めてショックを受けました。

以上ですが、製作法など、ご興味おありのお方がおられましたらレスをください。
出来る限りお助けしたいと思っております。

【トピックス】 カスタマイズパーツ

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返信No.1 投稿者:はいらんど

投稿日時:2020-05-06 13:37:56

KOIWAIさん、こんにちは。
おぉ!素晴らしいっ!オリジナルプロップのまんまじゃないですかっ!
私も忠実さよりもシャープさと階段を登れる(笑)のを意識してここまで仕上げてはいたのですが、もう少し精進しよう、という意識を頂いた気がします。

細かい製作に備え×1.6のメガネタイプの拡大鏡を買ったのですが使用すると酔います(-_-;)
困ったものです。

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返信No.2 投稿者:タンサックなな坊

投稿日時:2020-05-07 22:03:06

KOIWAI さん
よく飛び込み台とか一から作れますね!!
私にはスキル不足なので諦めます(;^ω^)
プールの段差は、どこへ行っちゃったの?
いろいろ気になります。

返信No.3 投稿者:ニックネーム未登録 O3qC9

投稿日時:2020-05-08 22:51:43

KOIWAIさん、はいらんどさん、こんにちは。 私も四苦八苦しながら自作を楽しんでおります。 精密に作ろうと思うのですが納得のゆく仕上がりになりません^^; KOIWAIさん 階段部分もさることながら、手すりの精度が素晴らしいです。 良ろしければ御教授願えればと思います。m(_ _)m

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返信No.4 投稿者:KOIWAI

投稿日時:2020-05-16 17:20:32

コメントを下さった皆様、この投稿の後に難しい工作を始めてしまったため、返答が遅くなり申し訳ございませんでした。その工作はまだ進行中ですが、明日には一区切りつきそうなので、もう1日ください。
明日の午後以降から順次返答します。m(_ _)m

返信No.5 投稿者:KOIWAI

投稿日時:2020-05-20 19:47:46

はいらんどさん、
おぉ、もったいない、そこまで組み上げる技量をお持ちなのですし、あのサイズゆえ、私は諦めた見事な
FAB1をスクラッチされたのですから、どうせならプロップに近づけましょうよ。

因みに自分の飛び込み台試作1号は、プロップ風であってまだまだ自分が望む形状ではないのですが
監修と設計に喝を入れる思惑で投稿しました。
「素人でもこのレベルのものは出来る、しっかり監修と設計やれ!」と(笑)。

返信No.6 投稿者:KOIWAI

投稿日時:2020-05-20 20:10:48

タンサックさん、

タンサックさんのペーパークラフトの動画を見て思いつきました。
「この飛び込み台、ペーパークラフトで出来るんじゃ!?」

ということで、自分の工作を一時中断して、ただいまペーパークラフトの設計と試作を思案中。
(それと、リアルなヤシの木(葉の部分)もペーパークラフトで作れるので、これもオマケで。)
作図が上手く出来たら図面の公開を予定しています。

しかし、ひとつ問題が...
現在、私のパソコン環境の諸事情によりパソコンでの作図が出来なくなってしまったようなので、
グラフ用紙を用いての手書きによるものになるかも...

そうそう、プールの段差が無いのは、プール形状の修正をするにはベース部分も含めてスクラッチ
しないとイケナイわけで...プールサイドフロアのタイルパターンもプロップと異なるし...
という訳で、プール内壁の深さを考慮して1.5mmプラ板で自作する予定です。

返信No.7 投稿者:KOIWAI

投稿日時:2020-05-20 20:53:20

O3qC9さん、
凄い!高さを抑えつつ全体のシルエットも見事で、オリジナル通りの階段数を確保されてることに
驚きました。ひとつ質問させて下さい。使用したプラ板の板厚をお教えいただけると有難いですぅ。

そうそう、手すりの件ですが、自分は特筆するような技術は使っていませんよ。
あえて言うなれば、0.25mmの洋白線を使用し、取り付け部分には組み立て前に0.3mmのドリル刃で
ピンバイスを併用して、天板や踏み板に予めに開口しておくことぐらいでしょうか。組み付ける前に
各部が歪んでいないか確認し、必要ならば修正をしてから組み付けしています。

金属線の曲げにはハセガワのトライツールのプライヤー(先がフラットなもの)を使用しています。
現在では多数の会社から先が平らな小型のプライヤーが発売されており、エッチングベンダー用の
プライヤーでも代用可能で、工具先端の角がそのまま曲げる金属線のRになるので、なるべく小さい
ものが最適かと。

話が少し脱線しますが、
大昔に、模型のコンテストの審査や専門誌掲載用の模型の最低条件に「水平・垂直はしっかりと出す」
ということを友人から聞いたことがあり、これを厳守するだけでかなり見栄えが良くなり、特別凝った
改造をせずとも見た目の印象が大きく変わるということを教わりました。

最後に、
ご存知かもしれませんが、一応念のため、模型製作に使われる代表的な3種の小径の金属線の特徴を
記しておきますね。

燐銅線...コシがあり強度がある分、0.25mm径以上では極小のRが曲げにくい。色はカッパー(銅色)。
洋白線...燐銅線よりは柔らかく真鍮線よりも堅い。色はシルバー。
真鍮線...上記の2つよりも柔らかく0.3mm以下の小径線では直線を保つことが難しい反面、複雑な
    形状に曲げることが出来る。色は金色。

個人的には、強度が必要ならば0.25mmの燐銅もしくは洋白を、0.2mmなら洋白か真鍮の2択となり
ます。(0.2mmの燐銅線は一度も見たことがありません。)
なお、0.2mm径の真鍮線は強度的にかなり貧弱なので洋白線をお勧めします。

今回の飛び込み台の手すりには画像撮影で見栄えを気にするなら0.2mm径の方が良いと思いますが
私が肉眼で見るのなら(若干太いけど)0.25mm径も可。という感じでしょうか。

以上について、参考になりますか分かりませんが、またご質問等が御座いましたらご遠慮なく
仰ってください。

ただ、進行中の工作の状況によりまた返信が遅くなるかもしれませんが、何卒ご理解のほどを。m(_ _)m

返信No.8 投稿者:タンサックなな坊

投稿日時:2020-05-22 10:00:43

こんにちは、タンサックです(^o^)

ペーパークラフトいいですね。
続きを楽しみに待っています。
KOIWAIさん頑張ってくださいね!!

返信No.9 投稿者:ニックネーム未登録 O3qC9

投稿日時:2020-05-23 23:33:07

KOIWAIさん
大変丁寧なご説明ありがとうございます。
金属線を使うのが初めてなので、物凄く参考になります。
初めは0.2mmの真鍮線で作り出したのですが全く綺麗に出来ず0.3mmの洋白棒で何とか形になりました^^;
あと、専用のプライヤーがあるのですねぇ
すぐ注文します!!^-^
で、今回使用したプラ板ですが0.3mmのプラ板で側面部、階段の踏み板部は
0.25×0.75mmのプラ棒を使用しました。
ありがとうございました。
作業中断させてしまいますが、また質問させてもらいます


返信No.10 投稿者:KOIWAI

投稿日時:2020-05-26 22:31:12

O3qC9さん、

どうも有難う御座いました。
実は自分も3月に密林でエバーグリーンの0.25t×0.75mmを発注しているんですが
未だに届きませんっうか支払い手続きの通知が来ていない。発注する際は在庫あり
だったのですが、6/5迄のお届けだそうで...

0.3mm径の洋白ですか...
0.3mm径だと、プライヤー形状でなくハサミのような形状のミニフラットノーズペンチ
(デアゴのオンラインショップでも取り扱いあり)の方がより細かい作業に特化した
製品なので私が使用しているプライヤー(現在廃盤)より向いているかもしれません。

自分が使用した0.25mmや0.2mmの洋白線や燐銅線は20年位前に購入したストック
で、東京だとエコーモデルやタヴァサホビー、関西ですと、大阪のエコーモデルなど
の鉄道模型専門店で取り扱いがあったと思いますが、現在は入手困難なのかな?

そうそう、曲げ加工の際に自分が注意していることを補足しますね。
「L字型」に曲げるには気にしなくても良いのですが「コの字型」の場合、2度目に
曲げる向きに注意して、最初に曲げた線に揃えるようにして曲げます。曲げて少し歪み
が生じたら修正を...修正する前に平らな面に置いて歪みを再度確認するのも良いかと。

更に2箇所以上の曲げ工作が必要な場合、目的とする形状に対し曲げる方向に気をつけつつ
なるべく後で修正しなくても良いように、曲げる向きと角度に気をつけてから曲げ加工を
しています。

同一線材でクランク形状または3箇所以上曲げる複雑な形状のものを作る時は、まず最も複雑
な箇所から曲げて行くこと〜失敗しやすい箇所を先に曲げて成功すればよし、失敗したら短く
切断してその部分を破棄した後、最初からやり直しという工程で作業すると、線材を幾分節約
できます。

短く切断した失敗した線材は床などに落とすと、足などに刺さって後が大変なので、切断する
際には工具を持った手をビニール袋に入れてから切断すると安全ですよ。
(私は横着して時折、足裏に激しい痛みを覚えてしまいます。)
それと、なるべく金属素材の加工の際には目を保護する防護用のメガネもしくはゴーグルを
併用することをお勧めします。

ではでは...



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