社長挨拶

代表取締役社長 谷 健二

デアゴスティーニは、間もなく創業120周年を迎えます。長く続いて来た企業に欠かせない一つの重要な要素は、社会の変化や新しい技術の発達により変わっていく消費者のニーズに合わせ自らを適応させていく能力だと思います。デアゴスティーニは、創業時は地図製作会社から始まり、社会のニーズやウォンツに合ったさまざまな出版活動を行ってまいりました。中でもパートワーク(分冊百科)出版はその根幹であり、1959年に世界で初めてのパートワーク企画として『イルミリオーネ』(いわゆる百科事典を、毎週雑誌のように販売した企画)をイタリアで発売、その後、パートワーク出版は世界30か国以上にも広がると共に、常に時代の変化に沿った、またはその先駆けとなるようなパートワークシリーズを発売し続けて現在に至っております。

PCの登場、そしてそれにより身近になったインターネットの浸透、さらにはスマートフォンの普及で社会は大きく変わり始めています。私たちデアゴスティーニの出版活動も少なからずその影響を受けてきました。

しかしながら、人が社会を構成する限り変わらないものがあります。それは、人は知る事を喜び、自分の好きな事を追い求め、生活向上のために学び、人と関係しながら生きていくという事。私たちデアゴスティーニ・ジャパンは、その永遠に変わらない人の思いに応え、生きていく糧となる喜びを感じていただけるような商品づくりを、自ら変化する事でこれからもずっと続けて行きたいと思っています。変わり続けるデアゴスティーニをこれからもどうぞよろしくお願い致します。



Copyright K.K.DeAGOSTINI JAPAN ALL rights reserved.
↑