歯車一つからムーブメントを組上げ、自分だけの時計に命を吹き込むという特別な体験ができる「時計組立てキット 組匠2」。
本キットの仕様は、ジュネーブ波形仕上げのムーブメント、ガラスにはサファイアガラスを採用するなど、高級ブランドのそれにも匹敵します。
また、組立てに必要な工具も一式揃っていることも魅力の1つです。思わず人に自慢したくなる。自らの手で一から組上げたという愛着を感じながら、時計を身にまとう喜びを堪能することができる逸品です。
●材質/ステンレススティール ●文字盤/ブラック ●ムーブメント/手巻き(パワーリザーブ48時間) ●精度/平均日差:-1~+15秒(製作時の環境や使用状況になって多少変動します) ●サイズ/ケース:直径 45.0mm (リューズ含まず)、厚さ8mm ●付属品/組立てキット一式、組立てマニュアル ●ベルト/本革型押し ●ボックス/W 35cm×D 25cm×H 11cm ●付属工具/ドライバー3本組(替刃各2本)、オイル2種類、バネ棒外し、剣押し、剣抜き、ピンセット、オイラー2本、ブロワー、ムーブホルダー、ルーペ(針金付き)、指サック、クロス
今回の「組匠」の特徴としてまず言えることはムーブメントの仕組みですね。秒針の位置がこれまでと違うため、歯車の輪列のかみ合いが今までと逆になっているんです。ですから、ただ順番通り並べるだけはなく、どうすれば輪列がうまくかみ合うか、ということをイメージしながら組上げなければなりません。そこに今回の「作る喜び」があるわけです。このムーブメントは、10個くらいの候補の中から、「作る喜び」にスポットを当て、選び抜きました。難しいと感じる人もいるかもしれませんが、作ることが好きな人は楽しんでいただけるはずです。試行錯誤して組立てていく過程がとても楽しいので、プラモや模型好きの方にもおすすめですよ。組立てに不安があるという人でも、パーツにわかりやすく番号が振ってあるので完成させることができると思います。実際、今までに組立てられないとご連絡いただいた方はほとんどいないので、ぜひ挑戦してみてほしいですね。
精度という点に関しても「正確さ」には自信を持っています。例えば、ムーブメントには、スイスクロノメーター検定協会が認定しているクロノメーター認定基準とほぼ同等の精度を実現しています。
今回、高級ブランドのように裏蓋をねじ込み式にしたり、リューズを大きくしたり、ベルトを選べるようにしたりと、よりデザインにもこだわっているんです。完成した時計を周りの方に見せびらかしてくれたら嬉しいですね(笑)。それからケースにも注目してほしいですね。ただ時計や工具をしまうだけのケースではなくて、コレクターズボックスとしても使えるように作られているんです。組立てた後は使った工具と一緒にケースに飾って、自分の作り上げた作品を眺めながら達成感に浸ってほしいですね。
※クロノメーター認定基準は、メーカーにより一部異なる場合があります。
※スイスクロノメーター検定協会のクロノメーター認定基準は平均日差10秒以内と言われています。(ムーブメントのみで測定)
「組匠2」では、前作から秒針の位置を変更されている。それゆえ、歯車を組上げる輪列のかみ合いの順番が通常とは逆の作りとなっており、歯車を順序通り並べるのではなく、輪列がうまくかみ合う姿をイメージしながら作業する必要がある。前作よりもレベルアップしたムーブメント。より組立てがいのあるその仕組みをあなた自身の手で体感してほしい。
重厚感を感じさせるボディは高級ブランド時計を彷彿とさせるデザインとなっている。さらに3種類ものベルトが用意されており、よりあなた好みの逸品に仕上げることが可能。作る楽しみはもちろんのこと、完成後に身に付ける喜びも感じることができる仕様となっている。
苦労して組上げた時計は、自慢の作品。もちろん目の届くところに飾っておきたくなるはず。今回、「組匠」が納められている専用ケースは、完成後は時計と工具を一緒に飾れるコレクターズボックスとしても使用することができる。
重厚な光沢感のあるその姿はインテリアとしても最適だ。