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いよいよ安土城が登場!『隔週刊 決定版日本の名城』で在りし日の城を見る
2024/03/27

2024年1月に創刊された『決定版 日本の名城』 第4号”安土城”が、いよいよ3月5日に発売された。

城ファンの中でも特に人気の高い安土城をはじめに『決定版 日本の名城』ならではの楽しみ方を、担当者に聞いた。


今回創刊された『決定版 日本の名城』は「日本100名城」「続日本100名城」を網羅しているとのことですが、日本100名城関連のガイドブックなどは多数発売されていますよね。どこが違うのでしょうか。

さっそくですね!一番大きな違いとしては「1冊1城」※という城の扱いにあるかと思います。一般的なガイドブックですとB5ぐらいのサイズで、1〜2ページほどで城の解説をしていることが多いかと思います。こちらの『決定版日本の名城』は1冊まるまる特定の城を解説することが基本の形となっていますので、資料の充実度に満足いただけるかと思います。 ※基本1冊1城、号によっては2~3城を紹介


現在第4号まで発売されていますが、全ページカラーで写真やイラストも満載ですよね。入門者でも楽しく読めそうだと感じました。

写真やイラストなどの資料は「決定版」の名にふさわしく最新の情報も追加されており、現時点では一番城に詳しくなれる冊子と言っても良いかと思います。特に一般的なガイドブックでは、マイナーな城は基本情報以外のことが掲載されていない場合も。『決定版 日本の名城』はどの城も豊富な資料を用意して解説していますので、網羅性という点でも魅力があるかと。 一方で、様々な城の基本情報を確認するために常にコンパクトなサイズで携帯できるという点では、ガイドブックのほうに軍配が上がりますので、両方あれば無敵です。


「分冊百科」というカテゴリのとおり、最終的には百科事典が完成するのがデアゴスティーニですもんね。逆に城ごとに1冊になっているため、特定の城を見に行く際にその号だけ持ち運べる点は嬉しいですね。

そうなんです!特に創刊号の『江戸城』は現存していますし、関東近郊の方には身近で見に行きやすい城です。関西圏の方は第2号『姫路城』も馴染みがありますよね。他にも人気の『安土城』『大坂城』も早めの号に登場します。


今挙がった『安土城』。SNSでも楽しみにする声を見かけましたが、『安土城』は石垣しか残っていないと聞いたことがあります。それでも人気ということは、現存する建築を見る以外の楽しみ方がある、ということでしょうか。

人によって楽しみ方は様々ですが、私は”もう現存していないからこそのロマン”を一つの魅力に感じています。現地に残っている礎石や石垣から、かつて建っていたであろう城の姿を想像し、そこで起きた人間ドラマに思いを馳せることが楽しみです。

第4号『安土城』には最新の研究で明らかになった天守や内部の復元cgも豊富に掲載しており、安土城の在りし日の姿が今まで以上に明確になっています。俯瞰図の再現cgもあるので現地に行った際は様々な場所に立ちながら「伝大手道の並びはこんな風で」「ここから見る天守はこんな角度で」など想像してみたいですね。


そんなことまで再現されているのですね!最新の研究、すごいです。

そうなんですよ。個人的には「炎上する安土城の天守」の復元CGが特にお気に入りで、天守の設計を再現するだけではなく様々な城の様子をシミュレーションできる部分に、最新研究のありがたみを感じます。失われてしまったこと自体はとても悲しいのですが、その悲しみを味わうというか。そこに至るまでの歴史上のエピソードに思いを馳せながら「まぁ色々あったしなぁ……」など考えて、当時生きていた人物の気持ちを想像してみたりとか。(笑)


城の様々な様子が資料でわかることで、現存しない城の楽しみ方の幅も広がるということですね。いつかその境地に立てたら良いなあと思いつつ、少し上級者向けの楽しみ方に見えます……。

城ファンの方には絶対に共感していただけると思います!とはいえ、基本的な情報や歴史も説明していますので、最近ちょっと城の事が気になり始めたという方にも安心して読んでいただけるかと思います。


初心者の方に特におすすめの楽しみ方はありますか?

『江戸城』『姫路城』などに、マガジンを携えて見に行くことですね。 例えば『江戸城』ですが、かつて大奥があった場所は一般の方も入ることができる『皇居東御苑』の中にあります。当時の建物配置と現在の地図を重ねた図も掲載しているので、実際に足を運んで見に行く楽しみ方もできます。もちろん、城を建物として解説する部分もあるので、実際に見える姿と照らし合わせながら学ぶことも可能です。


マガジンで得た知識や掲載されている写真の場所を確認しにいくような楽しみ方もできるんですね。

現地での観光で言えば、マガジンの中に『名城を歩く』という章を用意しています。実際に現地を観光する際に抑えておきたいスポットなどをまとめているので、お役に立てるかと思います。 個人的に江戸城観光の際に一番オススメしたいのは『名城の石垣』特集ですね。各城の石垣の写真を載せながら解説している特集になり、「スダレ」と呼ばれる石表面の刻みや『江戸切』の手法など、実際の石垣を観察することで一層理解も深まるかと思います。


名城の石垣特集(江戸城)


訪れたことのない城がたくさんあるので、観光がてら見に行きたくなりそうです。

実際に城を訪ね歩く際に便利なマップ※が付属しているので、旅行派の方にはぜひ活用いただきたいです。 ※第2号の特別付録になっている『保存版 日本全国200名城 大判マップ』


『日本100名城』『続日本 100名城』の合計200城が一度に見られるマップですね!ありがたいです。

この地図では都道府県別に200の名城を並べています。城名の横にはチェックボックスが付いているので、訪れた城にチェックを付けていき、コンプリートを目指すのも楽しみ方の一つですね。



『日本100名城』『続日本 100名城』は色分けされている


ここまで色々とシリーズのことを教えていただきましたが、実際に読者の方からの反応はいかがでしょうか?

書店通販サイトやSNSでのコメントも逐次チェックしていますが、概ね好評で嬉しかったです。読者全員プレゼント※にしている石垣コースターについてや、今後出るラインナップに〇〇城がある!という期待の声など、城ファンのみなさまにワクワクしていただけている様子がわかり、完結まで頑張るぞ!という気持ちが一層強まりました。みんなで城マスターになりましょう!

※創刊号~第23号ご購読の方全員に『特製石垣コースター 5枚セット』をプレゼント。詳しい応募方法や受け取り方はマガジン挟み込みのお知らせをご確認ください。


読者全員プレゼント詳細

最後にお知らせをどうぞ!


ただいま、創刊号(290円/税込)と一緒に刊行中のお好きな号(バックナンバー)をご購入いただくと、送料無料でお届けするキャンペーンを実施中です。おすすめはもちろん創刊号『江戸城』第2号『姫路城』と続けて買っていただくことですが、第3号『大坂城』第4号『安土城』も魅力的ですので、お好きな号をお選びください。


まずは気軽に創刊号を手に入れていただいて、内容をじっくり見ていただけると嬉しいですね。


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