レポート

読者探訪!デアゴスティーニかわら版【2】
2020/03/02

自分なりに工夫しているとつい没頭してしまいます



建築工程を考えながら工夫して


もともと手先を使う作業が好きで、以前は『マイ・ドールズ・ハウス』を全号買っていました。
ムーミンは小さい頃からアニメが大好きだったので、本屋さんで見かけた『週刊ムーミンハウスをつくる』を、まずは1冊と思って買ってみました。
最初はフィギュアが揃ったらやめようかと思っていたんですが、ちょっと頑張って、おうちも続けて作っています。

 

▼ドアの色や壁紙がこだわりのポイント



実家が建築関係だったので、幼い頃から大工さんや業者さんの作業はよく見ていました。
今回も、木工事、クロス工事、塗装工事……と、建築的な工程をイメージしながら作っていると、次に届くものが気になって、あえて作業をとめてしまう時もあります。
1階の床板の色を塗ったら、2階3階も色味が変わらないように全部そろってから塗ろう、とか、次のパーツを見てから接着しよう、とか。
いただくそのままより、ちょっとだけ自分の色合いを入れるのも楽しいです。本当は壁紙を一通り変えたいんですが、厚みが変わっちゃうんですよね。でも1階の壁だけは貼りました。
長持ちしてほしいから、空気が入らないようにサンドペーパーをかけてから貼っています。

 

▼2階までできあがっているムーミンハウス



ドアの色も、元は枠が白でドアが茶色だったのですが、色が違うのは嫌なので、枠は全部、白を削って茶色にしています。
椅子や家具も、レーザーカットのままだとちょっとぬくもりがないので、手を加えています。そうやって何が工夫できるかを考えるのも楽しいですね。

 

自分の時間の結果が残るから嬉しい


『マイ・ドールズ・ハウス』もそうですが、デアゴスティーニさんのコレクションは、引き出しなどの細かい部分まで精巧で感動しました。
その通りに作るとぴたりと合うのって、自分で木を切って作ったのではできませんよね。
時代はどのへんに設定されているのかなとか、そういうことを考えながら作業していると没頭してしまいますね。
家族が働いている昼間は悪いかなと思うので、基本的には夜、作業することが多いのですが、のってくると、昼間もやってしまいます。

 



私たちの世代は、子育ても一段落して、何か楽しめることに没頭したいと思うけれど、それを見つけるのはなかなか難しいものです。
私は少し前まで仕事をしていたのですが、やめて時間ができたと思った途端に介護が始まりました。
でも、あとから考えた時に、「この時期は介護しかしていなかった」と思うのは嫌だなと思って、平行してできることを探したんです。自分の時間が持てたという結果が残るのが嬉しいですね。

 

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今後も不定期で読者様の声を紹介していきます。お楽しみに!

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