
本シリーズで組み立てるモデルは、『新スタートレック』(TNG)に登場するギャラクシー級の宇宙船U.S.S.エンタープライズNCC-1701-Dを忠実に再現した、全長約70cmのダイキャスト・レプリカだ。撮影に使用された3つのスタジオモデルを細かく調べて設計され、円盤部と推進部が分離可能で、窓やワープ・ナセルを光らせるイルミネーション・ライトを搭載している。船体には、フェイザー・アレイ、転送エミッタ、艦長専用艇、航法灯などの細かい装備までが再現されている。
『新スタートレック』(TNG)の制作者たちは、撮影にあたり、3つの異なるU.S.S.エンタープライズNCC-1701-D(エンタープライズD)のスタジオモデルを使用した。インダストリアル・ライト&マジック(ILM)は、船体の拡大シーンの撮影に対応して精巧に作られた「6フィートモデル」(約1.8m)と、遠くから見た映像に使われる、あまり精巧でない「2フィートモデル」(約60cm)のふたつを作った。「6フィートモデル」は円盤部と推進部が分離できる。第3シーズンからは、新たに作られた「4フィートモデル」(約1.2m)が使われた。「4フィートモデル」では、円盤部の厚みが増し、バーラウンジ周辺の細部が変更されている。本シリーズで組み立てるモデルは、これら3つのモデルをベースにして設計されている。
エンタープライズD の「6 フィートモデル」は、円盤部が薄めで、表面が滑らかだった。また、3 つのモデルの中で、円盤部と推進部が分離できる唯一のモデルだ。
「6 フィートモデル」は映画『スタートレック:ジェネレーションズ』の撮影に使用するために修復され、再塗装された。また、ILM は、不時着シーンに使う巨大な円盤部のスタジオモデルも作っている。
TNG の視覚効果チームは、第3 シーズンにエンタープライズD の「4フィートモデル」を新たに作った。外壁の模様や船体の形状が、今までのモデルとわずかに異なっていたが、以降のシーズンの撮影にはこのモデルが使われた。
「これは精巧なモデルで、私たちがTNGのために撮影したショットのいくつかには使えそうな品質です。
今日の視覚効果は、主にCGが使われていますが、このモデルは、私たちが伝統的な視覚効果で撮影していたころに、職人たちが作り上げたスタジオモデルを思い起こさせます」
TNG視覚効果プロデューサー ダン・カリー
エンタープライズ D の正確な色を再現するのは簡単な作業ではない。最初に作られたふたつのスタジオモデルは、グリーンがかったソフトなブルーの上に、薄いグリーンのアズテック・パターンという配色で塗装されていたが、視覚効果チームが撮影した映像ではグレーに近い色に見えた。そのため、「4フィートモデル」は、最初からグレーに塗装された。本シリーズのモデルは、可能な限り、映像に登場するエンタープライズ Dの外観と、色を一致させようと試みている。
本シリーズのモデルは、特にTNG のHD リマスター版を参照して、画面上の外観に合わせて慎重に塗装されている。
エンタープライズDの最も記憶に残る機能は、船体がふたつの部分に分離する機能だ。本シリーズのモデルはそれが可能なように設計されており、円盤部と推進部を分離して、ふたつの船体を別々にディスプレイすることができる。円盤部と推進部のイルミネーション部分は、それぞれ独立しており、別々に操作することが可能だ。
エンタープライズD の船体分離は、
『未知への飛翔』で最初に映像化された。
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