「F1マシンコレクション」第4号
シーズン
ベネトンB194―ミハエル・シューマッハ
最速の英雄アイルトン・セナ亡き後、シーズンで初タイトルを奪ったのはミハエル・シューマッハ。若き天才は、やがてセナをも超える存在に成長していく
テクノロジー
ベネトンB194
1994年(3.5リッター・エンジン搭載のF1マシンの最終年)に電子制御デバイスが禁止されたが、シンプルかつ非常に合理的で効率がよいベネトンB194には有利に働いた。
レーシングチーム
ベネトン・フォーミュラ
1986年にトールマンを買収して始まったベネトン・フォーミュラの歴史は、ミハエル・シューマッハの活躍で頂点に達することになった。
サーキット
ホッケンハイムリンク(ドイツ)
ニュルブルクリンクと並ぶドイツの古参サーキット。2002年にレイアウトを一新し、2008年以降のドイツGPは両サーキットで交互に開催されるようになった。
ヒストリー
1953年フェラーリの独壇場
フェラーリ500F2はF1黎明期を代表する完成度の高いマシンで、アルベルト・アスカリとのコンビは1953年に6勝した。抵抗できたのはファンジオのマセラティだけだった。